2025年9月11日、中小企業基盤整備機構（本部:東京都）の宮川理事長と四国本部の樋口本部長が小豆島に来島され、弊社グループの株式会社島醸をご視察いただきました。
今回の視察は、弊社代表取締役･武部が、2024年5月に同機構より「中小企業応援士」を委嘱いただいたことをきっかけに実現したものです。
当日は、武部が木桶蔵や麹室をご案内し、醤油造りの工程や、100年以上使い続ける木桶を活かした伝統的な醸造方法について説明しました。伝統産業の継承や製造現場の工夫にもご関心を寄せていただき、活発な意見交換の時間となりました。
視察には小豆島町の大江町長もご同席いただき、島の産業構造や観光との連携、交流人口の拡大に向けた取り組みなど、地域が抱えるさまざまなテーマについて話が及びました。
その中で宮川理事長からは、地域の歴史と文化に根ざした「小豆島らしさ」を発信していくことの重要性や、地元企業同士の連携、新しい挑戦を続けられる環境づくり、人材育成の視点などについて多くの示唆をいただきました。これらのお話は、私たちが次の世代へ醤油造りをどのように受け継ぎ、地域産業に貢献していくべきかを改めて考えるきっかけとなりました。
タケサングループはこれからも、小豆島の醤油文化を守り育てながら、新しい価値を創出する取り組みに努めてまいります。
